シンデレラガールズってスゴいのよ
前回のお話
https://tadokorock-rin.hatenablog.com/entry/2020/02/20/181134
1週間のラグを越えてついに始まったライブ
初・京セラドームがシンデレラのライブなことに不思議な感覚を持ちながら中へ
でっっっっっっっっっっか
流石ドーム、会場がとにかく広い
そして、それに負けないくらい立派なステージ
流石サイゲマネー
ぶっちゃけ生バンモクで来たし、ライブ自体は回収したい曲聴ければいいや~くらいの気持ちだったので、とりあえずヘラヘラしていました。
担当がいないアイマスライブ、めっちゃ気楽
とは言えもう他界というやつをしてしまったシンデレラガールズ、3割高まれば良いくらいの気持ちなので連番のデレPには多少の申し訳NASAがあります…
そんなことを考えながら始まったライブ、1曲目
このイントロは…まさか、ガールズ・イン・ザ・フロンティア!?!?
実はこいつとは因縁があるのです…
忘れもしない20180909、場所は幕張現場はアイカツ
そう、アイカツ!5thフェス
ガールズうんちゃらかんちゃらのオリメンに、アイカツスターズで白鳥ひめ役をやっていた津田美波さんと桜庭ローラ役をやっていた朝井彩加さんがいたために同日行われたシンデレラガールズのイベントにお二人が奪われ、5thフェスに重要なキャストが二人いないという大大大事件が起きてしまったのです。
キャスト版25代S4エピソロ…キャスト版ゆめロラ歌唱…
群馬ボケカスゴルァ
そんなこんなで別に大して刺さってもいない曲にキャストを取られた身勝手なヘイトで、こんな曲高まるわけないやろボケがというスタンスで腕を組んでいました。
全然強くない強くない強くない強くない強くない強くない強くない…
生バンつえぇ~~~~~~~~~
生バンのガルフロめちゃ強い、演者全員がスタンドマイクで歌ってる姿も格好良い
俺は認めない、認めないぞォ!!!
1曲目からくっ…体が勝手に…!的な感じで体がクネクネし始めてスタートしたライブ、その後も「ほら、これオタク好きなんだろ?」みたいな感じの嫌いな美彩のイントロでうっかり高まって「イントロで終われ!!」って叫んじゃったり、新曲Gaze and Gazeで痺れまくっていたりと普通に楽しんでいました。
発火したTrust me後のMCが終わり次の曲へ
わらわらとオタクが立ち出すと、さっきまで持ち場にいたバックバンドが上の方にいる
これは…アコースティック……!?
気がついたときには手を合わせて、いつもの音を吸収するポーズを構えていました。
生バンライブで大好きなアコースティックコーナーをちゃんと作っているシンデレラガールズ、正解しか引けないのか?
初日は薄荷からのin fact、アコースティック映え代表みたいな絶対外れない曲を選んでくれてありがとうございます。
特に今回のin factは、僕が3rd~5thまで見てきたものとは全然違う、笑みがこぼれるような曲になっていました。こんなに暖かいin factは初めて。
アコースティックコーナー最高、余韻に浸るべ…なんて考えながらちょっと座ろうとしたら流れてくるイントロ、Frost
今回のライブ、Frostモクで来たのでそれまでの流れも相まって普通に崩れ落ちました…
他界前最後に刺さったこの曲を、このタイミングで聴くことが出来たのはもう運命なんだと思います。
聴きたい曲が聴けた、そこが頂点だと思っていたんですがそこからもっと加速していくライブ
Paletteまーーーーじで可愛い、ダンス激激に可愛い
指先まで神経届いて一目で上手いと分かる大橋彩香、ぎこちなさが可愛い津田美波、どの振りもそつなく出来てしまう種﨑敦美
この3人がユニットとして存在してる奇跡、満開キモオタスマイル
ロックなのに木村夏樹がいない物足りなさを補ってお釣りがくる5人のRockin' Emotion
それぞれに深いエピソードが詰まって、5人の歌声から夏樹がその場で歌っているような感覚さえ覚えました。
島村卯月、HOT LIMIT
連番が卯月Pだったのでこれで大丈夫かヒヤヒヤしましたが、オールオッケーっぽかったので安心しました。
卯月が歌うHOT LIMITであり、大橋彩香さんが歌うHOT LIMIT、多分これがwin-winってやつなんだと思う。
極め付きはEVERMORE、これを締めに持ってくることでどんなにハチャメチャやってもシンデレラのライブとして成り立ってしまうマジック。
デレ全体曲にはそんな力がある曲が何曲かありますね。
や、とても楽しかった…
3割高まれば良いやって思っていたら7割は確実に高まってましたね。
まさかデレのライブで、未だにこんなに言葉が出てくるとは思わなかった。
日曜日の分もありますが、土曜日はとにかく楽しいライブだったということで終わりにします。
次回、day2
続
布団、そこがぼくらの桃源郷
今回も睡眠は大事だよってお話
前回
https://tadokorock-rin.hatenablog.com/entry/2020/02/18/212146
そんなこんなで出発の26時
なぜ物販並ばないのに深夜発なのはこの際置いておいて、大阪旅行への道のりにワクワクが止まりません。
走り出す車
通過するIC
深く踏み込むアクセル
いざ行かん、大s
「すまん、チケ忘れた、戻ります」
───大阪旅行、終
そんなこんなでちょっとしたトラブルはありつつ、大阪へ向かい始めました。
途中四日市コンビナートの夜景に大興奮したり、オタクカーアニクラで高まったりなんてしていたらあっという間に大阪へ
愛知から大阪は車しか勝たん
物販に並ぶオタク達を京セラドーム前に放り出し、運転手と僕はとりあえず銭湯へ向かう。
街中にある地元の人たちが通う銭湯でさっぱりして、いつものように松屋の朝定食を食べに行く
これが徹夜明けの黄金ムーブ
松屋を出て車に戻る最中、僕たちは気が付きました
バカ眠い
出発前日、オタクハウス、車内と寝ずにバカみたいに遊んでいた弊害は普通にありました。
片方は二徹&便秘気味、もう片方は徹夜&運転疲れ
このまま戻って車のなかで寝るのはしんどい
宿で寝たい
チェックインは14:00から
「チェックイン、ワンチャンないですか?」
「ノーチャンです」
地獄の始まり
脊髄で会話しながら車まで一駅歩き、とりあえず座席を倒して睡眠を取る。
大阪とはいえまだ2月、朝方から午前中はそこまで気温が上がらなかったので足元がまぁー寒い。
夢で布団を追いかけるくらいには布団が恋しい。
直近で最後に追いかける夢を見たのは推しが出てくる夢なので、推し=布団くらいは成り立ちそう。
そんなこんなで何とか民泊のチェックインの時間まで耐えて、荷物を置きに一旦宿へ。
眠い体に鞭打って何とか部屋へ、扉を開けると
純白の布団が1、2、3、4、5…
今すぐダイブしたい、寝たい
そんな本能から来る欲求を抑え、京セラドームへと戻るのでした。
次回、ライブ始まります。
続
睡眠の重要性、睡眠の重要性
"流行りの病よりも流行りの現場を取れ"
この家訓を胸に僕のシンデレラ大阪遠征は始まりました。
オタクカーで大阪に向かうために皆が待つ愛知へ前乗り。
飲み会徹夜で死にかけの状態で
「暑い、狭い、煩い」
の三拍子揃った高速バス昼便に乗っていたので、出だしから体力ゼロでした。
愛知に着いて、わざわざ予定を空けてくれたオタクと合流。
朝から食べていなかったのでとりあえず昼飯。
脳死マック。オタクすぐマック行く。
「食も旅をせぇ!」心のノブもそう言っています。
愛知のマックは愛知の味がしました。
その後らしんばんに行くオタクに着いていきふらふらしていましたが、意外と名古屋は何もない。
これだから名古屋は飛ばされる(名古屋エアプ)。
行く場所がない、疲れた、睡眠がほしい、出た一言が
「なぁ、快活行かんか?」
最低すぎる、コイツを誰か救ってくれ。
そんな流れでふらふらになりながら、オタクハウスの最寄りの快活へ。
ガチ寝したかったので、わざわざ付き合ってくれたオタクを放置して完全個室を選択。ごめんね…
快活の個室の扉を開けると、そこはフルフラットだった。
圧倒的家、イッツマイホーム、ここが私のアナザースカイ
ガッツリ1.5h爆寝りかました後は、他のオタク数人とも合流してブロンコビリーへ。
ハンバーグしか勝たん。肉。肉。肉。
肉と野菜と米をしっかり食べてエネルギーを身体中に行き渡らせた後はオタクハウスに一時帰宅。大阪へ向かう26時を待つのでした。
続
オタクが1週間、田所あずさについて勉強してみた
お久しぶりです、りんぺです。
オタクくん、推しのこと、わかっていますか?
遡ること1月末、僕が応援している田所あずささんのファンクラブからこんなメールが届きました。
FCイベントの座席表でも決まったのか?とヘラヘラしながら開いてみると
クイズ
クイズ選手権
ボケ
もう心が穏やかじゃないです。
オタクという生き物、推しへの想いが強くなると自分が1番理解していると思い込み始めます。
この症状が出たら"ガチ恋"の疑いがあるので、周りにこんな気持ち悪いやつがいたらすぐに精神科に送って隔離しましょう。
1番であるという根拠はもちろん無いのですが、1番じゃないという根拠もないので自分のなかでずっと「俺が1番理解している!」と思い込んでいられるわけです。
しかし、恐ろしいことに今回の田所あずさクイズ選手権では1位というものが決まってしまう
つまりオタクの中の1番がハッキリとついてしまう
出なきゃいいんです、出なきゃ負けないから
なぁ
それでええんか?
尻尾巻いて逃げてええんか??
道はひとつ
存在証明のための戦争だ
かかってこいよ界隈のオタク共
そんなこんなで大学春休み初日の2/1から2/8のイベント当日までの1週間、田所あずさクイズ選手権の対策勉強が始まりました。
~1日目~
まずやることは
基本情報の叩き込みです。
別に論文を書くわけでもないので、ホリプロHPのプロフィールとWikipediaの情報をノートにまとめていきます。
声優アーティストを推しているオタクくん、アーティストデビュー日とか作詞した曲名とかちゃんと言えますか?
意外と忘れてることもあるから怖い。
ふだん家でマトモに机に座って勉強しないクズ大学生なので、久々の机に向き合っての勉強はまーーーしんどい
3色ペンを使って表を作り、赤ペンで答えを書いて隠して覚える。
ガチじゃん
そんなこんなで、初日は基本プロフィールと楽曲情報についてまとめました。
~2日目~
ヒーリングっとプリキュア面白すぎ
~3日目~
昨日のことは忘れてください。
3日目は1日中バイトだったので、仕事をしながらノートにまとめたことを思い出す作業が中心になりました。
フロアを歩きながら推しが声当ててるキャラクターとかブツブツ言ってるやつキモすぎだろ、キモすぎてクレーム来そう。
~4日目~
今日は2019年3月1日に発売された「AZUSA TADOKORO 1st PHOTO BOOK AZ i am」を丸暗記して(宣伝)、過去の声優グランプリの連載記事を勉強していきます。
連載のひとつ「トラブルトラベル英会話」
旅先でトラブルに見舞われた際の英会話の問題を田所さんが答えるコーナーもあり、それも覚えようとしたのですが
Q. レンタルしていたテニス場を別の人たちが間違って使っていたとき、どう声をかける?
A. It's my court. Get away! Just now!
海外ドラマを見て覚えたことはスラングと言っていた田所さん、解答も当たりが強いですねですね。
間違ってる英文をそのまま覚える作業、意味分からん。
~5日目~
今日もバイトしながら復習
声グラで連載されていた『田所あずさの#koroaz』に書いてあったからって、「だれか拾ってくださいニャ」って言いながら仕事してるやつ気持ち悪すぎ
誰かこの苦しみから救ってください。
その夜、友達からTOが作っているライブ情報がまとめられているサイトがあることを聞き、すぐにそのサイトに飛びました。
はぇ~、TOってすっごい(小並感)
使えるものはもう使わないと勝てないので、プライドなんてものは犬にでも食わせてありがたく勉強させてもらいます。(ゴマスリ)
~6日目~
6日目は過去のインタビュー記事を振り返って勉強したのですが
これが1番の難所でした
芸歴の分だけインタビュー記事というのは存在するので、過去のものを振り返るだけでも中々の作業なのです。
結局、時間があまり取れないのもあってここ3年分くらいのインタビューしか覚えることが出来ませんでした。
そろそろキツい
~7日目~
早くも最後の日を迎えました。
もう新しいものをやっている時間はないので、とにかく6日間やったものを頭に叩き込んでいきます。
謎のプレッシャーがかかるなか、別の作業をしていても頭にちらつく対策勉強の存在
早く明日になってほしい…
~当日~
遂にやってきました、クイズ選手権当日
謎の緊張からいつもより圧倒的に早く起きてしまったので、地方受験生の都内試験当日朝みたいな感じでチェーンの喫茶店でパンをかじりながら最終確認をしていました。
会場についてもこんな感じ
寒さに震えながら暗記をしていると、遠巻きにちらほらと会場前に集まって談笑しているオタク達
そうか…アイツらに勝たなきゃいけないんだ…
覚悟を決めた瞬間でした。
絶対に負けられない闘いがある。
会場に入る
試験問題が配られる
会員番号を書く
問題用紙を表に…
""Let's giant killing""
分からん
オワリ
燃えカスとなったワイ、可哀想
選択問題全50問に対して自信をもって2割、二択まで絞って4割、そもそも覚えてない4割
完敗です
結果的に最後に詰めきれなかったインタビュー系の問題が比較的多く出題され、もやもやしながら解答する時間が続きました…
当然予選を通過することは出来ず、決勝大会は座席から眺める結果となりました。
壇上に立っているのはいつも見るような人達
力の差を実感しました。
普通に悔しいね
~まとめ~
今回の1週間の対策では残念ながら結果を残すことは出来ませんでした。
しかし、とあるプロレスラーはこう言っています
↑白銀リリィ感ある
「俺達は、勝った負けたで決まるような狭い世界でやってないですよ」的なことを。
僕が言うと遠吠えですね。
この1週間は確かに、覚えなければならないというプレッシャーを少なからず感じていて、あまり楽な時間ではありませんでした。
しかし、今まで気に留めていなかったことや、昔のエピソードなどを堀り当てることが出来た実りのある期間だったと言えます。
「推しについて勉強する」
やってみると奥が深く中々楽なことではありませんが、途中から推し始めて今にいるというオタクは1度やってみても良いかもしれません。
とりあえず僕は、今度の本人が来ないことでお馴染みの田所あずさファンクラブオフ会に初参加してもうちょっと現場の知り合いを増やしたいです…
つまり何が言いたいのかっていうと
TOってスゴいのよ(アツいゴマスリ)
~おまけ~
息抜きに勉強と称して円盤を流したらバカ高まりしたときの画像
オタクのノリの妥協点を探せ
オタクくんを救いたい
明けましておめでとうございます。
今年1発目のブログは何を書こうか悩んでいましたが、ネタが向こうから歩いてきましたね。
某ライブのLVでオタクがオタクを殴ってちょっとした警察沙汰になったらしいです。
そしてその理由が
「俗にいう"厄介行為"をしているオタクを注意したら揉め事になり、注意したオタクが暴力を振るった」
ということ(現場にはいないので詳細が違っていたらすみません)。
暴力はやはり良くないにしても、本来はルールを守っていた側が悪というような流れで終わってしまうのは何とも後味が悪いですね。
このような事件は大なり小なり、これからも続いていくんだと思います。
じゃあどうやってこの問題の落とし所を見つけるのか
現行でやれることはひとつ
""おもいやり""
分かります
「当たり前だろ頭働かせろ低能」
「何ぶったこと言ってんだきっしょw」
分かります。
ですが、これが無い人達の間で揉め事が起こってしまうのが事実なのです。
厄介側(ここでは対比するためにこう呼びます)の皆さん、おもいやりを持てていますか?
おもいやりとは言いますが、レギュレーションで禁止されている行為で楽しむことは、客観的に見て悪です。
警察側(同文)の皆さん、おもいやりを持てていますか?
どうしてレギュレーションに"過度な"という幅を持たせた表記をしているのか、一度冷静に考えてみませんか?
今回問題になったレギュレーションが明記されていないLVなら、明文化されていない中でやりすぎない、頭を固くしすぎないという妥協点を見つけることが必要なことになります。
昨年末に参加したnano.RIPEのワンマンライブで、ボーカルのきみコさんが「僕たちはステージでライブを見せるから君たちも客席でライブを見せてくれ」といったMCをしていました。
演者側にも様々なレギュレーションがあり、それを破りすぎるとそのステージから出禁になることもあります。そのなかでどれだけ最大限のパフォーマンスをして、来てくれたお客さんを楽しませることが出来るかを考えているのです。
演者がレギュレーションを考えているのに客席側が無法地帯でいいのでしょうか、違いを許さない空間で良いのでしょうか。
客席同士、演者と客席、互いが互いを見ています。そして互いに上手い落とし所を見つけた瞬間に、よく言う「一体感」が生まれるのではないでしょうか。
僕は普段ペンライトを振って正しいコールを完璧にやる、ということをやらないので意固地になって守らせる人間の気持ちは分かりません。
僕は普段レギュレーションを破る行為で楽しもうとは思わないので厄介側の気持ちも分かりません。
分かることは「少しだけ周りに目を向ければ、ライブ終わりに嫌な気持ちになることは減る」ということです。
普段のライブで向けている意識のベクトルのうち、
細い一本を周りに向けるだけでピリピリした尖った気持ちが少しは楽になります。
Twitterでの論調を現場に持ってくるのもやめませんか、ここは多様な人間が集まる場であってあなたのTLではありません。
レギュレーションというものは本来破ったら罰せられるものですが、ライブ会場でのそれは非常に曖昧で難しいものになります。
だからこその明記されない""おもいやり""なのです。
言っていることは至極簡単、自分で書いていて「なーんで俺がこんな当たり前のこと書いてんだ」って思いました。
でも、やるのは以外と難しい。
楽しかったライブが終わったあとに周りのオタクの話が最初に出てこないように、これ以上同じ畑が笑われないように、心当たりのある人は一度考えてみませんか?
当たり前のお話をここまで読んでくれた皆さん、いつも楽しい現場を作ってくれてありがとうございます。
クリスマスイブをおしゃべりな弾き語り研究者と過ごした話
(期限守れず12/26投稿ですが25日の気持ちで読んでください)
2019年12月25日、今日は先負らしいですね。
先負って知ってますか?はい、調べてください。
昨日、12月24日、クリスマスイブに急遽大石昌良さんのライブに参加してきました。
アニソン界のおしゃべりクソメガネのオーイシマサヨシではなくシンガーソングライター大石昌良です。
バイトがなく暇だったので、ひとりでマックのナゲット30ピースでも食って過ごしたろ!wとも考えていたのですが、23日の深夜に「明日は大石昌良さんの弾き語りに行きます」というツイートを見かけ
「え、行きたい」
これがきっかけでした。
大石さんのワンマン、しかも弾き語りラボなるものに参加するのは初めてだったので、ロビーから新鮮でした。
物販列の向こう側並ぶ試奏用アコギ、多いカップル、カップル、ひとつ飛ばしてカップル
ホールに入ると印象的なのはステージと照明
サーカスでも始まるのかと思わせるようなステージと赤と緑の照明は、既に自分のイメージする弾き語りとは違うものでした。
前説で出てくるふたりのピエロ、弾き語りって何?
遂にステージに現れる大石さん
ギター1本、マイク1本で中野サンプラザ約2500人と向き合うその姿にすでに引き込まれていました。
弾き語りラボなるもの、大石昌良がお客さんと一緒に弾き語りでどこまでやれるのか研究していくものらしい、弾き語りって弾き語りじゃないの??
コミカルなギターの音で始まった『ピエロ』
"調子どうですか?"という歌詞で始まるこの曲
こちら側のテンションを伺うようなノリで始まったライブ、間奏のトランペットもスキャットもギターも全部「オレ」でやってしまったこの人なにもん??
良曲と超絶ギターテクと外れ無しMCでどんどん盛り上がっていく弾き語りラボ
『ファイヤー!』では中野サンプラザのミラーボールが遂に火を吹き、照明も噛み合って弾き語りで中野が大噴火しました。
弾き語りラボの大実験が始まったのは
『おはよう』
客席を3ブロックに分けてコーラスを三部合唱にするという実験が始まりましたが流石は大石昌良オタクの皆さん、これくらいは楽勝でやってしまうんですね。
https://twitter.com/Masayoshi_Oishi/status/1209466020252934146?s=19
ライブ中盤では『眼鏡ダーリン』で客席を巻き込む大石さん
メガネをかけないと歌えないとのことでメガネをかけているファンを壇上に呼び、茶番をやってからメガネをかけさせてもらい歌い始めるという演出
その他にも別の場面ではピエロが客席に降りてパフォーマンスをするなど、ステージだけでなくホール全体でこのライブを完成させたるという思いがビシビシ伝わってきました。
ライブ終盤には遠い親戚らしいオーイシマサヨシ関連楽曲3連発
『オトモダチフィルム』をやってくれたときは流石にいつものキモオタTA-DOをかましそうになりましたが、鋼の心で堪えました。
偉いよオレ
アンコール前の締めは
『耳の聞こえなくなった恋人とそのうたうたい』
この楽曲が初めて漢字の大石昌良さんを知るきっかけの1曲でした。
個人的にとても刺さるコード進行と、実際に経験された事を文字に起こしたリアリティとホンモノの想いを感じる歌詞
初めて出会った頃からこの曲に惹かれ、死ぬまでには生で聴いてみたいなぁなんて考えていました。
昨日ついにこの曲を生で聴き、顔がくしゃくしゃになるほど心が震えました。自分が体験したことではないのに辛く、痛く、それでも暖かい。
歌が上手い、ギターが上手い、曲作りが上手い、そういう技術では語れない"心"がこの曲に満ち溢れている、そう感じ、この曲をずっと大切にしたいと心に刻みました。
アンコール後に披露した『ほのかてらす』と『東京ループ』は予習不足で初めて聴いたのですが、上京民の自分にとって初めて聴いたのに心にスッと入ってじんわり広がる、そんな2曲でした。
ツアーの締めは『ストーリー』
自分のなかで『耳の聞こえなくなった恋人とそのうたうたい』が表の好きな曲だとしたら裏の好きな曲的な立ち位置でした。
最後の最後でこの曲を聴くと、終わってしまうけどこれからも続いていくような、足取りが少し軽くなるような気持ちになれました。
歌の上手さ、ギターの上手さ、トークの面白さ
目に見える魅せ方だけでなく、客席を巻き込んだ楽しいライブにするための雰囲気作りやエンターテインメントとしての弾き語りの追究など、魅せるライブとはこういうものなんだという答えのひとつを見せてもらった気がしました。
この研究に研究員として立ち会えたことが本当に幸せでした。
最高のクリスマスプレゼントをありがとう。
彼女がいないのがなんだって言うんだ。
機会があれば、更に新しい研究成果も見たいので大石昌良の弾き語りラボにまたお邪魔したいです!
弾き語り最高!!
どうでもいいはなし
寒い
12月に入って最高気温が10℃を切るようになり、寒さを実感するようになりました。
まぁこれくらいの寒さで寒いと言っているようだと北日本では生きてはいけないんですけど(煙たがられる東北民マウント)
アニラジの挨拶って、特殊ですよね。
普通に「こんにちは~」とか「こんばんは~」って言えばいいのに、「だれにちは~」とか「こんばんはーもに~」とか「じょじょじょ~」とか番組の数だけ挨拶があります。
これも短いクールで終わりがちなアニラジならではのリスナーとの距離の縮め方のひとつだと思うのです。
しかし、これが当たり前のようになると「変なラジオの挨拶考えるの逆にシラケる、普通の挨拶が一周回っていい」みたいな風潮も出てきます。
普通の挨拶が分かりやすい、そりゃそうです。
これから出てくる声優さん達はアニラジを聴いて育ってきた人も少なくないので、自分のラジオだけの挨拶を考えてみたい、あれはやっぱりシラケるので普通の方がいい、永遠このループを繰り返していくんだと思います。
尖った挨拶→それを避けた普通の挨拶が尖ってる→そういう風潮があるからこそ尖った挨拶がいい→やっぱり普通がやりやすい→尖った方が→普通が→尖った方が…
面白いラジオは内容が大事だから、どうでもいいですね。
おわり