オタクが1週間、田所あずさについて勉強してみた
お久しぶりです、りんぺです。
オタクくん、推しのこと、わかっていますか?
遡ること1月末、僕が応援している田所あずささんのファンクラブからこんなメールが届きました。
FCイベントの座席表でも決まったのか?とヘラヘラしながら開いてみると
クイズ
クイズ選手権
ボケ
もう心が穏やかじゃないです。
オタクという生き物、推しへの想いが強くなると自分が1番理解していると思い込み始めます。
この症状が出たら"ガチ恋"の疑いがあるので、周りにこんな気持ち悪いやつがいたらすぐに精神科に送って隔離しましょう。
1番であるという根拠はもちろん無いのですが、1番じゃないという根拠もないので自分のなかでずっと「俺が1番理解している!」と思い込んでいられるわけです。
しかし、恐ろしいことに今回の田所あずさクイズ選手権では1位というものが決まってしまう
つまりオタクの中の1番がハッキリとついてしまう
出なきゃいいんです、出なきゃ負けないから
なぁ
それでええんか?
尻尾巻いて逃げてええんか??
道はひとつ
存在証明のための戦争だ
かかってこいよ界隈のオタク共
そんなこんなで大学春休み初日の2/1から2/8のイベント当日までの1週間、田所あずさクイズ選手権の対策勉強が始まりました。
~1日目~
まずやることは
基本情報の叩き込みです。
別に論文を書くわけでもないので、ホリプロHPのプロフィールとWikipediaの情報をノートにまとめていきます。
声優アーティストを推しているオタクくん、アーティストデビュー日とか作詞した曲名とかちゃんと言えますか?
意外と忘れてることもあるから怖い。
ふだん家でマトモに机に座って勉強しないクズ大学生なので、久々の机に向き合っての勉強はまーーーしんどい
3色ペンを使って表を作り、赤ペンで答えを書いて隠して覚える。
ガチじゃん
そんなこんなで、初日は基本プロフィールと楽曲情報についてまとめました。
~2日目~
ヒーリングっとプリキュア面白すぎ
~3日目~
昨日のことは忘れてください。
3日目は1日中バイトだったので、仕事をしながらノートにまとめたことを思い出す作業が中心になりました。
フロアを歩きながら推しが声当ててるキャラクターとかブツブツ言ってるやつキモすぎだろ、キモすぎてクレーム来そう。
~4日目~
今日は2019年3月1日に発売された「AZUSA TADOKORO 1st PHOTO BOOK AZ i am」を丸暗記して(宣伝)、過去の声優グランプリの連載記事を勉強していきます。
連載のひとつ「トラブルトラベル英会話」
旅先でトラブルに見舞われた際の英会話の問題を田所さんが答えるコーナーもあり、それも覚えようとしたのですが
Q. レンタルしていたテニス場を別の人たちが間違って使っていたとき、どう声をかける?
A. It's my court. Get away! Just now!
海外ドラマを見て覚えたことはスラングと言っていた田所さん、解答も当たりが強いですねですね。
間違ってる英文をそのまま覚える作業、意味分からん。
~5日目~
今日もバイトしながら復習
声グラで連載されていた『田所あずさの#koroaz』に書いてあったからって、「だれか拾ってくださいニャ」って言いながら仕事してるやつ気持ち悪すぎ
誰かこの苦しみから救ってください。
その夜、友達からTOが作っているライブ情報がまとめられているサイトがあることを聞き、すぐにそのサイトに飛びました。
はぇ~、TOってすっごい(小並感)
使えるものはもう使わないと勝てないので、プライドなんてものは犬にでも食わせてありがたく勉強させてもらいます。(ゴマスリ)
~6日目~
6日目は過去のインタビュー記事を振り返って勉強したのですが
これが1番の難所でした
芸歴の分だけインタビュー記事というのは存在するので、過去のものを振り返るだけでも中々の作業なのです。
結局、時間があまり取れないのもあってここ3年分くらいのインタビューしか覚えることが出来ませんでした。
そろそろキツい
~7日目~
早くも最後の日を迎えました。
もう新しいものをやっている時間はないので、とにかく6日間やったものを頭に叩き込んでいきます。
謎のプレッシャーがかかるなか、別の作業をしていても頭にちらつく対策勉強の存在
早く明日になってほしい…
~当日~
遂にやってきました、クイズ選手権当日
謎の緊張からいつもより圧倒的に早く起きてしまったので、地方受験生の都内試験当日朝みたいな感じでチェーンの喫茶店でパンをかじりながら最終確認をしていました。
会場についてもこんな感じ
寒さに震えながら暗記をしていると、遠巻きにちらほらと会場前に集まって談笑しているオタク達
そうか…アイツらに勝たなきゃいけないんだ…
覚悟を決めた瞬間でした。
絶対に負けられない闘いがある。
会場に入る
試験問題が配られる
会員番号を書く
問題用紙を表に…
""Let's giant killing""
分からん
オワリ
燃えカスとなったワイ、可哀想
選択問題全50問に対して自信をもって2割、二択まで絞って4割、そもそも覚えてない4割
完敗です
結果的に最後に詰めきれなかったインタビュー系の問題が比較的多く出題され、もやもやしながら解答する時間が続きました…
当然予選を通過することは出来ず、決勝大会は座席から眺める結果となりました。
壇上に立っているのはいつも見るような人達
力の差を実感しました。
普通に悔しいね
~まとめ~
今回の1週間の対策では残念ながら結果を残すことは出来ませんでした。
しかし、とあるプロレスラーはこう言っています
↑白銀リリィ感ある
「俺達は、勝った負けたで決まるような狭い世界でやってないですよ」的なことを。
僕が言うと遠吠えですね。
この1週間は確かに、覚えなければならないというプレッシャーを少なからず感じていて、あまり楽な時間ではありませんでした。
しかし、今まで気に留めていなかったことや、昔のエピソードなどを堀り当てることが出来た実りのある期間だったと言えます。
「推しについて勉強する」
やってみると奥が深く中々楽なことではありませんが、途中から推し始めて今にいるというオタクは1度やってみても良いかもしれません。
とりあえず僕は、今度の本人が来ないことでお馴染みの田所あずさファンクラブオフ会に初参加してもうちょっと現場の知り合いを増やしたいです…
つまり何が言いたいのかっていうと
TOってスゴいのよ(アツいゴマスリ)
~おまけ~
息抜きに勉強と称して円盤を流したらバカ高まりしたときの画像