140字で伝えられないことがある

140字の制限が無くなったTwitter オタク、万歳

鶴さんライブのおはなし

コンサートとライブの違いって説明できますか?
日本国内では、ライブハウスで行うイベントやロック、ポップスなどの公演を「ライブ」、クラシックなどの公演を「コンサート」と分けます。

当たり前ですね

ちなみに「ライブ・コンサート」で生演奏する公演の総称となって、通称「ライブ」らしいです。ホントかは分かりません。



2019年12月14日、TRUEさんのストリングスライブに参加してきました。
その数時間前に朗読も行っていたのですが、明日もあるので割愛します。


本当に素晴らしいライブでした

唯一の不満は行き帰りで東急東横線に乗らないといけなかったことくらいで、初参加でここまで満足できたライブは本当に久々でした。


ストリングスライブと見て「まぁアレンジもあるけど普通にバンドもいるでしょ」くらいの気持ちで行きました。ごめんなさい。最初から最後までピアノと弦楽器四重奏の布陣でした…
このアレンジを音源化しないんですか?というくらい、一音一音が気持ちよすぎる。聴くだけじゃなくて穴という穴から音楽を感じる。肌で音の波に触れる。届いてくる音を全て体に取り込むんじゃないかくらい深呼吸しました。

全曲素晴らしかったのですが、何曲かピックアップしていきます。


・Lonely Queen's Liberation Party
遂に対面しました。これを初めて聴くのがまさかアレンジverだとは思わなかったです。個人的にTRUEさんの曲で5本の指に入っていてまだ生で聴いたことがなかったので、こんな機会で聴くことが出来てなんて幸せ者なんだ…と噛み締めていました。
出だしで「アレンジだと音ちょっと足りないか?」と思っちゃったんです。僕は愚か者です。土下座したいです。いつもよりもボーカルをしっかりと感じられるので意識せずとも歌詞が胸に入ってくるんです。
「なぜ、なぜ、なぜ こんなに言葉は無力なの」
「ふれあう行間に伝えたい理由がある」
いつもは音の流れが気持ちよかったこのフレーズが、今日は単語一つ一つをはっきりと意識させられて張り裂けそうになりました。
We love 堀江, We love 唐沢, We love TRUE.


・海底のお城
Around the TRUEの中で絶対にやってほしかった一曲。ジャジーな曲調が絶対ストリングスライブに合うと思っていましたが、合わない訳がなかったですね。気持ちよすぎて後半は目を閉じて曲を楽しんじゃいました。
5曲目でTRUEさんと客席両方の緊張が解れてきた良い時間なのもあったかもしれませんが、それまで「聴く」という雰囲気で包まれていた会場の空気が暖色を帯びた暖かいものになった気がします。


・雪のクリスマス(ドリカムカバー)
TRUEさん自身が自分名義のクリスマスソングを持っていなかったということで、オタク達へのクリスマスソングはDREAMS COME TRUEさんの「雪のクリスマス」になりました。
普段ファンのことを想ってくれているTRUEさんのMCや四重奏と歌声のマッチも素晴らしかったのですが、個人的には、出だしの「街頭が灯る頃に 降る雪が少し 粒の大きさ増した」という歌詞でステージ上のいくつかある縦長のシャンデリアの真ん中が点灯、明るい照明を散らすことでイルミネーションを連想、歌い終わりに緑がかった照明を中央に散らすことでツリーを連想というように、照明によってこちら側がよりはっきりとクリスマスプレゼントを受け取れました。TRUEさんの唯一無二の歌声を邪魔せず、客席にクリスマスの街中を伝える、そんな素晴らしい照明でした。


UNISONIA→Devine Spell
笑うしかない。今日やるって思わないもん。準備できてないもん。
客席から初めて歌い出しで声が漏れた瞬間でした。どちらも普段のライブでボルテージを上げる要員だと思っていたので、流石に表情崩しました。
テンポが遅くなっていつもの力強いサウンドが無くなった2曲は一体どうなってしまうんだろうと思っていましたが、流石はプロの技。いつもとは違う味付けで、アッパーな曲がどこかこちらに語りかけてくるような一曲に仕上がっていました。歌い終わったあとの「やってやったぜ」と言わんばかりの表情が最高でしたね。
とりあえずバディ・コンプレックスとレガリアを観てください、話はそれからです。


・ヒカリ
今日の締めの一曲。ヒカリと酸素どちらで締めるのかと考えていましたが、これからの一歩を歩む曲が選ばれました。ここの歌詞が良い、とまた切り取ろうと思ったのですがこの曲は最初から最後まで読んで欲しいです。
語ることで陳腐になってしまうのが怖いのでここでヒカリについては終わります。僕のなかにしまいます。


初めて行くTRUEさんのワンマンがストリングスということで、全然分からなかったらどうしようという思いもあったのですが「とりあえず楽しめ」の精神が今日もいい方向に働いてくれました。知らない曲も無かったので田所あずさワンマン以来の体感30分でした。
このクオリティと値段を基準にしたらイベ減出来ますね。

次も行きます。